Mar 10, 2010
夏涼しく冬暖かいエコハウス
冬の間、懐かしい、太陽の日差しも、夏には避けたいものです。日差しの部屋は冬の暖房費を節約することがありがたいエコハウス、夏には温度の上昇を防ぐためエコハウスは、窓の位置をずらすの翻訳に行っていないので、家の設計が重要です。夏と冬の太陽が部屋に接続角度が異なることに注目して設計されるとをお勧めします。建築業者に相談してみましょう。品に憧れる人は多いと思う。とにかく言う私もその一人である。もし、注文の家具を持つことができればいいなと思ったこともある。どのような旅行先でふらりと店内に入ると、そこには注文の家具を扱う店だった。どこかの古木を使用して、オリジナリティ溢れるので、柔らかな木のぬくもりを感じるソファーや机は見ているだけで心が洗われるようだった。
このところ立て続けに低価格なIPSパネル搭載ワイド液晶ディスプレイが登場している。これを後押しするかのように、LGエレクトロニクスの日本法人であるLGエレクトロニクス・ジャパンは2010年10月27日、新型IPSパネル「UH-IPS」および「S-IPS II」を搭載したフルHD液晶ディスプレイの新モデルを発表した。これらは「IPS6 series」と総称される。
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IPS6 seriesの眼目は開口率の向上だ。UH-IPSは従来のH-IPSと比べて、18%もの向上を実現。さらにS-IPS IIは、このUH-IPSよりも開口率を11.6%向上している。これによって、IPSパネルの課題である開口率の低さに起因する輝度とコントラストの低下を抑えているのだ。また、同社の液晶ディスプレイらしい低価格設定も大きな魅力といえる。
今回は2010年12月上旬の発売を前に、IPS6 seriesの23型フルHD液晶ディスプレイ「IPS236V」を入手できたので、画質や機能をチェックしていきたい。なお、今回試用したのは海外版なので、国内版と一部異なる可能性があることをあらかじめお断りしておく。
●開口率を従来比で18%高めたUH-IPSパネル搭載
まずは基本的なスペックをなぞっていこう。液晶パネルは前記の通り、IPS方式の新型パネルを採用している。
IPS236Vが搭載するパネルはUH-IPSだ。2010年10月27日の発表当初はさらに開口率が高いS-IPS IIパネルを装備するとしていたが、PC USER編集部で借用した機材の液晶パネルをマイクロスコープで確認したところ、違うパネルを搭載していることが判明し、これをメーカーに問い合わせた結果、11月22日に訂正のニュースリリースが出されるに至った(S-IPS IIは21.5型の「IPS226V」に採用)。
IPS236Vに最新のS-IPS IIパネルを期待していた人にとっては寝耳に水だったと思うが、出荷前に製品情報が訂正されたのは不幸中の幸いだろう。ちなみに原因は、LGディスプレイとLGエレクトロニクス本社間における情報の伝達ミスによるものとされている。
パネルサイズは23型ワイド、解像度は1920×1080ドットでフルHDに対応する。バックライトにはエッジライト式の白色LEDを用いており、消費電力や発熱を抑えている。消費電力は通常動作時で36ワット、省電力/スリープモード時で0.5ワット以下だ。
輝度は250カンデラ/平方メートルとなっており、直下式バックライトではないこのサイズのIPS液晶ディスプレイとしてはまずまず。コントラスト比はパネル本来のスペックで1000:1と、IPS方式にしてはやや高めだ。さらに、LEDバックライトの調光制御と映像処理エンジン「f-ENGINE」によって、ダイナミックコントラスト比は最大500万:1にも及ぶ。この辺りの性能に開口率を上げたUH-IPSパネルが貢献していると思われる。
IPS方式ということで、視野角はさすがに広く、水平/垂直とも178度を確保している。TN方式より視野角特性が優れているのは当然として、VA方式に比べても、斜めから見た場合の色度変位が小さい(色が変わりにくい)。色域については公表されていないが、目視および後に掲載した測定結果から、sRGB相当の標準的な色域となっている。最大表示色は約1670万色だ。応答速度は中間階調から中間階調(GTG)で14ms、中間階調から白/黒で6msとなっている。
●個性的なデザインのボディに3系統入力を装備
ボディは液晶ディスプレイ部、スタンド部とも一風変わったデザインだ。まずは液晶ディスプレイ部だが、バックライトにエッジライト式の白色LED、電源にACアダプタを採用することで、スリムに仕上げている。デザインの見栄えを考慮してか、フレーム部を光沢仕上げにしており、ディスプレイ部の下辺もクリアパーツとしているが、液晶パネル自体は光沢がないノングレアタイプなのに、周辺の光がフレームに反射するため、個人的にはマイナスポイントだ。
円形のベースと円柱のネックで構成されるスタンド部はなかなかに凝ったデザインで、ネックにオレンジのクリアパーツを取り込んでいる。このデザインをスタイリッシュと高評価する向きもあるだろう。機能はシンプルで、下5度/上15度のチルト調整に対応する一方、スイベルや高さの調整は行えない。ただ、液晶ディスプレイ部の背面にはVESAマウント規格に準拠したネジ穴(75ミリピッチ)が設けられているので、市販のフレキシブルアームなどと組み合わせることは容易だ。
本体サイズは548.7(幅)×230(奥行き)×421.9(高さ)ミリ、重量は約3.95キロだ。最近の23型ワイド液晶ディスプレイとしては標準的なサイズだが、円形のベースの後方にネックがあることから、設置するとベースが画面の前方に張り出すうえ、ベース自体に厚みがあるため、机に置いたキーボードと少し干渉しやすかった。
背面にはD-Sub、DVI-D(HDCP対応)、HDMIの映像入力端子とステレオミニのヘッドフォン出力端子が並ぶ。コネクタの向きはいずれも水平なので、背面に少しスペースが必要になるが、ケーブルの抜き差しはしやすい。スピーカーは内蔵しないシンプルな設計だ。
●6色個別調整や独自の表示機能を用意
OSDメニューの操作は、画面下に用意された6つのタッチセンサー式ボタンで行う。ボタンとフレームの色がほとんど同じ色で判別しにくいため、操作には慣れが必要だ。
いずれかのボタンを押すと、OSDのルートメニューが起動する。ルートメニューにはMENU、SMART+、MODE、AUTO(オートアジャスト)、INPUT(入力切り替え)、EXIT(OSDのオフ)の各項目があり、そのすぐ下のタッチセンサー式ボタンに触れることで、対応するメニューが表示される。MENU、SMART+、MODEについては、少し詳しく見ていこう。
まずはMENUの項目だが、ここではディスプレイのセットアップを行う。ピクチャー、カラー、表示、ボリューム、その他のタブで構成される。操作は左右ボタンでタブを選択して、下ボタンで項目を選び、左右ボタンでパラメータを調整するという手法で、少々煩雑だ。例えば、ルートメニューの構成のように、各ボタンにタブを対応させれば、もう少しスマートな構成になったのではないだろうか。
ピクチャータブの項目は明るさ、コントラスト、画質(シャープネス)、BLACK LEVEL(HDMI接続時のみ)を用意している。カラータブには、色温度とガンマの項目を用意する。色温度はユーザーモードと3種のプリセット(WARM、MEDIUM、COOL)を選択できる。ユーザーモードの調整はRGB各色の増減のほか、6色相環によりRGBCMY各色ごとの色相とサチレーション(色飽和度)の調整が可能だ。ガンマは1.8〜2.6の範囲を0.2刻みで調整できる。色温度の数値指定はできないが、6色個別調整と数値でのガンマ調整に対応しているのはありがたい。
SMART+の項目には「オリジナル画面比」「デュアルウェブ」「シネマモード」のタブを用意している。オリジナル画面比では、推奨解像度以下の映像信号が入力された場合の表示方法を選択できる。選択肢はアスペクト比を無視して画面全体に拡大表示する「ワイド」と、アスペクト比を維持する「オリジナル」の2種類を用意する。
デュアルウェブとシネマモードは、添付のユーティリティソフトと合わせて使用する。このソフトはWindows環境のみの対応なので、Mac OSなどでは利用できない。OSDメニューのSMART+タブでは各機能をオン/オフにできるだけだが、ソフトの導入後にWindowsのタスクバーに表示されるアイコンを右クリックすることで詳細な設定も行える。
デュアルウェブは、表示域いっぱいに2つのウィンドウを並べて表示する機能だ。並べたウィンドウのどちらかをドラッグしてサイズ変更することで、もう片方のウィンドウサイズも自動的に調整される。また、新規に開いたウィンドウも自動的にサイズが調整される仕組みだ。また、オプションとしてウィンドウの左右入れ替え、ウィンドウの右左移動、新規ウィンドウの位置固定(右/左)などの機能も備えている。2つのWebページを並べて表示したい場合などに効果的な機能だが、多くの人にとって常用するような機能ではないため、キーボードショートカットなどで気軽にオン/オフの切り替えができたほうがよかったと思う。モードをオフにした際、使用前のウィンドウサイズに戻すなどの配慮もしてほしかった。
シネマモードは、デスクトップの特定の範囲だけを強調し、動画を引き立たせる機能だ。具体的には、選択範囲以外の領域を暗くすることにより、相対的に映像部分を引き立たせる。16:9より画面が横に長い映画コンテンツや解像度の低いストリーム動画では、画面の上下や左右に黒帯を表示することになるが、この黒帯部分を暗くできるため、暗いシーンでも画面回りの黒浮きが気になることなく、映像に集中しやすくなるというわけだ。このため、ほかの作業をしながら、動画部分だけを際立たせたいという用途には向かない(そもそも、選択範囲以外の場所をクリックすると、自動的にシネマモードが解除されてしまうので、できる作業はごく限られる)。
MODEの項目では、用途別の画質モードやユーザーモードを切り替える。モードはユーザー、ムービー、テキスト、画像、sRGBの5種類から選択できる。ムービーモードはハイコントラストでメリハリのある表示、テキストモードは明度側を持ち上げて、文字の視認性を高めている。画像モードは明部と暗部を適度に調整して、階調と色彩を両立させた設定だ。いずれのモードもコントラストとカラーの設定は固定となる。
なお、モードの選択時は画面が左右に二分割される。左半分に変更しようとしているモードでの色調やコントラスト、右半分にユーザモードの色調やコントラストが映し出される仕組みだ。2つのモードの違いを見比べながら、表示内容に適したほうを選べるのはありがたい。
●気になるUH-IPSパネルの画質は?
次は表示性能の検証だ。ここではエックスライトの測色器「i1 Pro」(製品パッケージとしては「i1Basic」)を用いて、ソフトウェアキャリブレーションの結果からガンマカーブの精度をチェックし、作成したモニタプロファイルから色再現性を確認していくことにする。
まずはIPS236VをsRGBモードに設定し、i1Proで測定を行った。ここでは目標値を定めず、輝度調整も行わずにそのままの状態を測定している。結果のグラフは入力と出力が1:1のラインを描くのが望ましいのだが、結果はあまり芳しくない。赤と緑はブレも少なくほぼ1:1のラインを描けているが、青だけが外れている(つまり、青のカラーバランスが少しずれている)。色温度もsRGB規格の6500Kよりもやや低くなってしまった。
色再現性の確認では、目標値を定め、ユーザーモードで調整しながら作成したモニタプロファイルをMac OS XのColorSyncユーティリティで表示した。sRGBの色域が地のグレー部分で、その上に乗っているIPS236Vの色域がカラー部分だが、RGBの高濃度域が足りていない。調整次第で多少は改善できるが、実際に手動で画質を追い込んでみようとすると、青があまり増減しなかったり、コントラストがあるレベルから一気に跳ね上がったりするなど、OSDの設定範囲にクセがあってなかなか難しい。
目視の印象も述べておこう。輝度ムラに関しては、細かな輝度の差がまだら状に散見された。それでも大きな浮き沈みではないので、単色を全面に表示するのでもなければ、ムラは判別できないだろう。通常の利用では問題ないレベルだ。輝度の調整幅は十分で、まぶしすぎて(もしくは暗すぎて)困るようなことはない。
視野角は公称値通りの印象を受ける。ここはさすがにIPSの優位性が最大限に発揮できるところで、上下左右のいずれから表示を確認しても、色やコントラストの変化は少ない。誰が見ても、安価なTNパネル搭載ディスプレイとは明確な差が感じられる部分だ。ただし、黒の視野角についてはこの限りではない。宇宙や夜景などの写真を表示して画面に目を近づけると、画面端が黒浮きして少し紫っぽく見えることもあった。最近の低価格IPSパネルは視野角による黒浮きのしやすさが指摘されることもあるが、このUH-IPSパネルでも解決には至っていないようだ。
また、これまでの同社のノングレアIPSパネルで見られたように、パネル表面に目を近づけると粒状の乱反射が感じられる。使用中にはさほど気にならなかったが、筆者はパネル表面の粒状には鈍いほうなので、気になる人は店頭なりで実機を確認したほうがよいだろう。
応答速度は中間階調から中間階調で14ms、中間階調から白/黒で6msとなっており、IPSパネルとしては速いほうだ。最近のTNパネルに比べると遅いが、全階調で応答速度のバラツキが少ない(特定の階調で絵が破たんしにくい)という利点はある。ゆっくりスクロールする被写体やFPSのような激しい動きのゲームでは残像が少し見られるが、動画共有サイトの映像やDVD-Videoの映画タイトルなどの視聴でぼやけ感が気になるほどではなかった。
少々厳しい評価になったが、これは新型IPSパネルに高画質を求めるユーザーが多いことを踏まえてのものだ。昨今は安価なTNパネル搭載のフルHD液晶ディスプレイも数多く見られるが、こうした製品に比べて視野角をはじめとする静止画の表示性能で優位に立っていることは強調しておきたい。
●エックスライトのカラーマネジメントツール注目製品
今回の測定に用いたエックスライトの「i1Basic」は、測色器の「i1Pro」が付属し、ディスプレイのキャリブレーションに機能を特化したパッケージだ。名前の通り、i1シリーズの中ではエントリーモデルにあたるが、i1Proはスペクトル方式を採用した測色器で、フィルター方式のエントリーモデル「i1Display 2」に比べて、検出精度がかなり高い。i1Basicをベースとして、より高度なカラーマネジメント環境を構築したい場合は、必要に応じてソフトウェアの機能を拡張することも可能だ。i1シリーズの製品情報はこちら。
また、エックスライトはオールインワンタイプのカラーコントロールソリューションとして「ColorMunki」シリーズも用意している。こちらはi1Proに近い精度を確保したスペクトル方式の測色器とウィザード形式の専用ソフトを備えており、ディスプレイ/プロジェクター/プリンタのキャリブレーション、スポットカラーの測定、カスタムカラーパレットの作成などが行える。ラインアップはフォトグラファー向けの「ColorMunki Photo」と、デザイナー向けの「ColorMunki Design」があり、いずれもi1Pro付属のパッケージより安価だ。ColorMunkiシリーズの製品情報はこちら。
日本国内ではこれらの製品を加賀電子が取り扱っており、クリエイター向けオンラインショップ「KGDirect」や「CGiN」で購入できる。両サイトでのi1Basicの販売価格は16万7160円、ColorMunki PhotoとColorMunki Designの販売価格はいずれも5万4800円だ。
●これなら、普段使いの液晶ディスプレイをIPSに移行できる?
IPS236Vの実売価格は2万4000円前後となっており、IPSパネル搭載の23型フルHD液晶ディスプレイとして、コストパフォーマンスは非常に高い。液晶パネルの製造を行うLG Display、LEDバックライトのようなLEDパーツを扱うLG Innotek、LCD導光板や3Dフィルムなど電子素材を供給するLG Chemといったグループ企業と連携し、部品製造から販売まで一環して行える体制を整えていることから、ここまで低価格化できたという。最近のウォン安もこの低価格に影響しているのかもしれない。
ただ、新型パネルのお披露目とともに登場した新製品ということで、従来型IPSパネル搭載ディスプレイより高画質・高品質を期待しすぎるのは早計だ。あくまで、IPS236Vは低価格な汎用ディスプレイの延長線上にあり、高度な色再現性を求める環境などへの導入には向かない。デザイン重視のボディ設計もいいのだが、個人的には操作性や設置性をもっと練り込んでほしかった。そういう意味では、このパネルを用いて、もっと作り込んだ上位モデルを期待したいところではある。
とはいえ、応答速度や120Hz入力を重視してTNパネル搭載機をあえて選ぶような一部のゲーマーでなければ、この価格でHDMIを含む3系統入力に対応したIPSパネル搭載の23型フルHD液晶ディスプレイが入手できるというのは朗報だ。普段使いのフルHD液晶ディスプレイとして、幅広いユーザーにとってお買い得な製品であることは間違いない。
なお、S-IPS IIパネル搭載の21.5型フルHDモデル「IPS226V」についても後日、レビュー記事を掲載する予定だ。
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