Feb 22, 2010

監視カメラの個人的な家での導入

最近の防犯意識の高揚と一緒に監視カメラを家庭に導入する人が増えています。その背景には、監視カメラの性能と機能向上があります。以前には、監視カメラといえば、ビデオの録画をする必要がありました。現在は監視カメラとインターネットを接続して録画データをサーバーに保存できるようになりました。
暗いところでもカラーでビーチには、画期的な監視カメラが登場しました。既存の監視カメラは、夜間など、闇は黒くビーチだけでしたが、新しい監視カメラは、赤外線が出てくる部分がたくさんついていて、その反射率の違いに応じて色を区別すると呼ばれます。実際に映像を見ると、真っ暗なのに、カラーで映っているのだろうか。これなら夜間の事務所店舗を監視する強固犯罪の抑止効果も期待できます。
【ZOOM】

 7月24日にテレビが岩手、宮城、福島の3県を除いて完全デジタル化してから3カ月あまり。移行前にはテレビの買い替えなどを強いられた視聴者に対して、総務省やテレビ局は「デジタル放送にはさまざまなメリットがある」とし、「データ放送」や「マルチ編成」などの特色をアピールしていた。今、そうした特色をテレビ局は生かせているのだろうか。(草下健夫)

 ◆30秒で16万件参加

 「地デジの一番の魅力は高画質と高音質。この点の視聴者の反響はよい。ただ、やりきれていないこともある」。日本テレビ編成部の岡部智洋・編成担当部長はこう話す。

 同局は今年2〜3月、番組内容と連動したデータ放送や、画質をハイビジョンから標準画質に下げることで同時に3チャンネルが放送可能なマルチ編成を駆使したドラマを放送。地デジ完全移行後の8〜9月にもデータ放送の双方向機能を使い、視聴者投票で放送する映像を選ぶ企画や、地デジの容量いっぱいの高画質で風景の映像を放送するなど、地デジをアピールするキャンペーンを展開した。

 岡部担当部長は「映像を選ぶ企画では、30秒の選択時間に16万件もの参加があった」と手応えを語り、「地デジの機能を使った工夫を重ねることは、地デジで何ができるかを考える意味で局内の啓蒙(けいもう)のためでもある」と説明する。

 ◆テレビ局にも利点

 NHKは4月のBS再編で大相撲の幕下以下の生中継を取りやめたが、九州場所からBS1のマルチ編成で再開した。テレビ東京も今月5、8日に放送の可能性があったプロ野球クライマックスシリーズの中継で、試合が長引いた場合だけマルチ編成で中継を延長する態勢を敷いた。放送には至らなかったが、臨時のマルチ編成は、実現すれば民放キー局初だったという。

 ただ、こうした活用はまだ一部にとどまっているのが現状。日本民間放送連盟の広瀬道貞会長(テレビ朝日顧問)は、1日の民放連全国大会で「デジタル特有の機能を生かしていくのは、これからの課題だ」と述べ、加盟局に地デジ機能の活用強化を訴えた。

 新機能の活用は、テレビ局にとっても利点がある。

 日テレの小杉善信取締役執行役員編成局長は「リアルタイム視聴を促し、視聴率に寄与することを目指している」と明かす。録画では視聴率に反映しないが、データ放送は放送中しか利用できないことから、視聴率競争の武器になるという見方だ。マルチ編成時には視聴率がメーンとサブの各チャンネルの合算になるという“効果”もある。

 ◆進まぬネット接続

 地デジ対応テレビの大半は、インターネットに接続することで番組などのより詳しい情報が見られるようになり、双方向機能も拡充される。しかし、ネットに接続されたテレビは「具体的な調査はないが、15%程度」(民放関係者)に過ぎない。

 こうした状況を変えようと、NHKは今月、双方向番組を集中編成し、テレビのネット接続を促すキャンペーンを始めた。ただ、民放関係者からは「データ放送を充実させても、それ自体にスポンサーがつくわけではない」との声も聞かれ、テレビ局側のコスト負担も新機能活用の壁となっているようだ。

 ■発想の転換が必要

 砂川浩慶(すなかわひろよし)・立教大准教授(メディア論)の話 マルチ編成は視聴方法が分かりにくく、民放はメーンとサブとで視聴者を食い合うなどの懸念から思考停止し、活用が進んでいない。ドラマの新旧シリーズを同時に放送したり、ゴールデンタイムに若者向けだけでなく、大人が見る番組を編成したりできるはず。データ放送の画面は見にくく、ウェブデザイナーなど外部の才能を起用して工夫すべきだ。視聴者に負担を強いてデジタル化したのだから、放送局に発想の転換が必要。各局は来夏のロンドン五輪を当面の目標に、マルチ編成やデータ放送を磨いてほしい。

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【オウム裁判 16年目の終結】(4)

 「『恨み』を持ち続けながら生きていくことは不幸だ」と考えている。被害者にとっても、加害者にとっても…。だからこそ、松本サリン事件を起こし、自らの家族を苦しめ、妻の命を奪った実行犯らに対して、寛容な態度で接してきた。

 一昨年と昨年、東京拘置所で井上嘉浩死刑囚(41)、新実智光死刑囚(47)、そして最高裁判決を前にしている中川智正被告(49)、遠藤誠一被告(51)の教団幹部ら4人と面会し、謝罪の言葉を受けた。

 「何が変わるわけでもないが、彼らの気持ちが、少しでも穏やかになればいい」と面会の意図を語る。

 遠藤被告との面会では、松本事件でのサリン噴霧車の構造図を見せられた。手書きの図だった。「噴霧装置じゃない?」と答えると、「結構詳しいですね」と返ってきた。

 「現実感がないというか。まるでドラマで悪役を演じた役者と会ったような感じ」と振り返る。

 10代で入信し“オウムの申し子”と呼ばれた井上死刑囚からは、死刑に対する認識を聞いた。仏教は輪廻(りんね)転生を説く。「終わり(死刑)は終わりなの?」と問うと、井上死刑囚は「自分の終わりは始まりです」と応じた。「人生をやり直すという考えがあるなら安心しました」と返すと、笑顔をみせたという。

 サリン噴霧車を製造し、懲役10年の刑を受けた元受刑者とも「友達」になった。出所後、申し訳なさそうな顔で自宅前に現れた元受刑者。服役中に学んだ職能技術をいかし、河野さん宅の庭木の手入れをし、釣りにでかける仲になった。「あいつはもうオウム(アレフ)には戻らない」

 なぜそこまで寛容になれるのか−。「それは私も『被疑者』扱いされたからだ」と即答する。

 平成6年6月27日の事件発生後、警察は河野さんの家から複数の薬品を押収。本来は被害者である河野さんを“犯人視”する報道が相次いだ。

 犠牲者の遺族らから「殺してやりたい」「お前がサリンで死ね」と書かれた手紙が何通も届いた。

 そんな経験を通じ、「恨んで、恨んで…。死刑が執行されて晴れ晴れするかといえば、そんなことは絶対にない。恨みを持ち続けながら生きていくことは不幸だ」と思うようになった。

 「人を恨むより、私にとっては妻が命をつないでくれたことへの感謝のほうが大きかった」

 事件の後遺症で意識の戻らないまま、ベッドの上で過ごす妻の澄子さん=享年60=を14年間、介護し続けた。「家内を回復させる。それが私の戦いだった」。体は動かないが声は聞こえる。呼びかけに対し、涙を流し、顔をゆがめ、反応があるたびに希望がわいた。

 澄子さんの三回忌を迎えた昨年、鹿児島市に移り住んだ。いまはマンションの一室で隠居生活を送る。「私にとってのオウム事件は、3年前に妻が亡くなったとき、すべてが終わったんです。いまは少し離れたところで人生をリセットしたい。最後に笑って終われるように」(伊藤鉄平)

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